ハウルの動く城

MOVIX本牧(http://www.shochiku-eigakan.com/east/s006/index.html)が火曜メンズデーなんで見てきた。

  • 本当にキムタクは意外にもキムタクの顔を消していた。
  • 倍賞千恵子はやはり若いソフィーをやるのは無理が・・・。かわいく感じない。
  • 城の動きはよかった。デジタルの技術をどう利用するかアイディア次第ということだ。手間は余計にかかるだろうけど、セルでは無理でしょう。
  • ストーリーがない・・・。
  • ユリイカでも触れられていたが、確かに「千と千尋の神隠し」も話しの骨格はハウルと同じなのかもしれない。まじ同じ。
  • ヒン(犬)とマルクルはかなりよかった。この微笑ましさだけでひっぱった気もしますが・・・。

総じて、やや微妙だった。昔のラピュタや豚を見終わった後のような感じを味わえる作品はもう見られないんだろうな。「過去の作品を見て、それを作った監督が今回作ったのがコレ」として一連のつながりとかでいろいろ評価したり批評はできると思うのだが、コレ一作でどこがよかったと言われても何もいえない。というか、ぶっちゃけつまんなかったです。


鈴木敏夫が「紅の豚」以降の宮崎作品はシナリオを書いていないし、今回のは骨格ないって断言してましたから、よなんとなく予想はしてしたがね。「動く城」と「18歳の娘が90歳のババァになる」だけでつくっちゃったと言ってるし。本当にそれだけ。宮崎監督の生理的に気持いいカットとか、妄想を映像化しただけなのでは・・・。こういう映画もあって全然いいんだけどさ。子供がどう見ているかを知りたいです。