東京国際アニメフェア2004その2

 さて、行って参りましたビジネスデー二日目。昨日述べたとおり、今日は表彰式のチケットが当たっていたので、それをつてに来場者登録をして展示ホールのほうにも入りました。
昨日忙しかったのに比べて、今日はかなり余裕があったのでじっくり見てまわりました。スパロボMXの映像とかにはやっぱかなり人が集まってましたね。
それから、今日は会場の特設ステージでアップルシードを製作している「ミコット・エンド・バサラ」の記者発表会、それから東映ビデオによるキューティーハニーの今後の展開に関する記者発表がありました。
以下内容を軽く

ミコット・エンド・バサラ
その1
アップルシード
これに関しては、もう4月17日に公開がせまってますので省略。


その2
アップルシード2」
原作:士郎正宗 監督:荒牧伸志 プロデュー:曽利文彦 製作:ミコット・エンド・バサラ他
*ストーリーについては随時発表。
*監督の話では1で原作の話しはほとんど使ってしまったので、オリジナルになるだろうとのこと。


その3
アタゴオル
原作:ますむらひろし プロデュース:デジタル・フロンティア/ミコット・エンド・バサラ 製作:ミコット・エンド・バサラ/メディアファクトリー/TYO/デジタル・フロンティア
作品概要:原作は25年連載されている作品。97年に「アタゴオル玉手箱」で日本漫画家協会大賞を受賞。シリーズ延べ513万部売れている。


その4
「SAIGA」-Cybrog Samurai Girl-
監:阿部雄一 製作:ミコット・エンド・バサラ
作品概要:日本がモチーフの世界観。全身青の刺青の女剣士と美しき姫を中心としたストーリー。SFサムライアクション。フルCGにて製作。


その5
こまねこ
プロデュース:TYO/ミコット・エンド・バサラ 制作:TYO/dwarf 製作:ミコット・エンド・バサラ他
作品概要:NHK「どーもくん」のスタッフチーム。同じような人形のアニメーション。タイトルは「こま撮りのねこ」から。

続いて、キューティーハニーの方は資料をもらえなかったので、情報は記憶のみなのでひかえます。原作の永井豪さん、実写版監督の庵野監督も登場。かなり面白い話が聞けました。今度のリニューアル版アニメの青児役、石川英朗さんからのビデオメッセージでの「永井豪さんのへんちんポコイダー』をアニメ化したいです」の一言から話しが盛り上がり、庵野監督が「今度のハニーのアニメに出していいですか!?いや、出しますよ。」ってな話しに!!僕はこの作品知りませんでしたが、ファンの間では相当人気があるとか・・・。仮面ライダーのパロディーで男の子がち○ち●をまわすと変身する漫画らしい。記者発表のさいごもこの作品の話しでしめくくるなど、ポコイダーがあつかったです。

このあとも庵野監督はその辺のブースを普通にぶらついてました(笑 I.Gのブースでは中で石川さんが商談してるし、、、。さすがビジネスデーでした。


 展示ホールのほうはこんな感じ。で、いよいよ今日のメイン「コンペディションの受賞作品表彰式」です。こちら、会場は国際会議場という部屋だったんですが、かなり立派でした。会場の装飾も豪華で、まさに表彰式といったかんじでした。
 以下のような著名な方々が多く登場。ほんと豪華!!

司会:ばいきんまんでおなじみ声優の「中尾 隆聖」さん
受賞者へのインタビュアー:ガンダムSEEDではミリアリア役をやっていた声優 豊口めぐみさん

そのほか受賞者へトロフィーなどを渡すプレゼンターとして、
銀河鉄道999メーテル 池田昌子さん。同じく銀河鉄道999の鉄郎、ドラゴンボールの悟空などの野沢雅子さん。ミュージシャン ゴダイゴのボーカル カケカワユキヒデさん。以上三人はこの後の二部の銀河鉄道999のトークショーのためのゲストでもありました。
さらに、アニソン界の帝王「アニキ」こと水木一郎さん。去年の声優賞受賞者、犬夜叉などの、山口勝平さん。などがいらっしゃってました。
このほかにも客席には業界人がたくさん。もう山のようにいました。

「アニキ」がせっかく目の前にいるのに、歌声披露はこのあと関係者向けのレセプション会場で、ということ。残念 (((´・ω・`)カックン…


さて、受賞作品ですが公募作品と一般に商用で流通しているノミネート作品とにわけられています。ここでは、ノミネート作品の受賞作品のみ掲載します。

アニメーション オブ ザ イヤー:機動戦士ガンダムSEED
優秀作品賞
テレビ部門:ASTRO BOY 鉄腕アトム/機動戦士ガンダムSEED/鋼の錬金術師
劇場映画部門:東京ゴッドファーザーズ/茄子アンダルシアの夏
オリジナルビデオ部門:アニマトリックス/マクロスゼロ
海外劇場部門:リロ&スティッチ

個人部門
監督賞:今 敏(東京ゴッドファーザーズ監督)
美術賞:池 信孝(東京ゴッドファーザーズ美術監督)
声優賞:朴 路美(鋼の錬金術師エドワード・エルリック」他)
脚本賞:會川 昇(鋼の錬金術師 脚本家)
キャラクターデザイン賞:平井 久司(機動戦士ガンダムSEED キャラクターデザイン)
音楽賞:菅野 よう子(いろいろありすぎ。セブンイレブンのCMなど)

以上のような結果になっております。
 去年も「千年女優」が選ばれており、「東京ゴッドファーザーズ」は来るだろうなと思ってました。「よし、生で今さん見られる!」と。しかし今監督はじめ関連の方は現在「妄想代理人」の製作が忙しくてそれどころではない、ということですべて代理のマッドハウスの方がいらしてました。これまた残念 (((´・ω・`)カックン…
このイベントは商業としてのアニメの成功も大きなテーマのひとつであるということで、選考でもその点に留意したそうです。そう考えると、SEEDの受賞もまあうなずくしかあるまいって感じです。音楽が二年連続菅野よう子ってのは、なんだかなぁな感じです。
受賞式の最後は石原都知事の挨拶だったんですが、「私はディズニーアニメだいきらいでね。特にミッキーなんかグロテスクでいかん。」なんて期待通りをはいてました。


 この後は、プレス関係や企業関係の方々はレセプションへ。僕らイパーンの方々は残って第二部へとまいりました。

 二部では、銀河鉄道999のトークショーとして原作の松本零士さんと上で表彰式の著名人として紹介した三人とをまじえてのお話し。そして、その後表彰式で受賞した公募作品の中から何点かの上映会が審査員の代表者をまじえてありました。
 もう、これだけ有名人をみてると感覚がマヒしてきます。誰見ても、びびらなくなった。一部がおわったあとトイレにいったら、ばったりとガンダムSEED監督の福田さんにばったり会うし!!まじビビるよ。でも、今日は勇気がなかったのとあまりにもたくさん関係者がいたせいで誰にも話しかけられませんでした・・・。


もう二日間でけっこう疲れてます。明日もがんばります。そーいや帰るときにもう入り口に並んでる人いあたなぁ( ´ー`)フゥー...