秒速5センチメートル

この日記でもサイト上部で宣伝し続けた映画。やっと見に行ってきた。

いやぁ痛い映画だね。なんか中学生の日記みてる見たいだよ、新海誠よ。しかし俺も同類だww
ということでいつもどおりの映画でした。こんな作品は「個人スタジオ制作ですごいですね」ではなくて「個人でなければこんな内容映画にできませんね」である。きわめて個人的な妄想を画にしただけなのだ。あぁ、思い返すたびに痛さであちこち痒くなる。他人にはオススメしない。俺はDVD買うけども・・・ヽ(゚Д゚ )

現実との地続き感をだすための徹底したロケハンによる風景描写らしいが、せっかくアニメーションでやるのだから、限りなく本物のなかにうまく嘘を織り交ぜる方がいい気がする。構図であるとか、物語上必要なものをうまいこと嘘ついて入れることが実写に対するアドバンテージになる気がするのだが、まぁいいか。うそはついてるのかもなぁ。
それはそうと、風景以外の部分でなんかおおきな「だまし」が仕掛けられてた気がした。とくに深読みして鑑賞していたわけではないが「嘘」っぽくてひっかかった箇所があり、よくよく考えるとそれが読み解きのヒントだった気もしてきたわけだ。
が、それを確かめるほど劇場に通う暇も金もないので、DVDまで待つことにする。


こういう映画でエンターテイメントにすると「耳をすませば」ができあがると思う。
そのためには、やはり主人公は女の子側の方がよい。ダメ男は鬱思考が多く、そしてそんな自分が好きだったりしてしまうのだ。救えねぇ。


全体的に誉めてるようには見えない文章になりました。ですが個人的には満足しております。