我が竜を見よ 体験版

いい。久々にいいゲーム。この言い方やだけど、まさに「桝田ゲー」ですよ。俺屍のときにも体験した「もう、一生このゲームしかやらないのではないか?」という感覚を久々に覚えた。

簡単にいうと、自分だけの竜を育てていく育てゲー。その竜ですることはフィールドを歩き回って、敵と戦闘みたいなRPG的なもの。
これらをより楽しむために、ストーリーやキャラ設定があって、一応の流れ、それから育てていくことにより行動範囲が広がったり、ランキングがあがるなどの要素がある。

俺屍とは舞台などはことなるものの、内容的にはかなり近い部分があるため、前述のようなことを感じたのかもしれない。
俺屍そして我が竜が一番似通ってるのが、育てゲー要素があるにも関わらず、その育成にリセット機能が付加されているところだろう。(厳密にはリセットではなく、前の要素をやや足して元に戻るのだが。)これによってキャラクターはやたらめったら強くはならず、しかしそれまでに積み重ねた時間の意味を確かに感じながら育成を楽しむことができる。この辺が無限にやり込めるところだろう。普通のLv制限があり、ストーリーを追うのがメインのRPGとは大きく異なる。
また、町などが基点となる一箇所しかなく、一定時間(強制的な1プレイのくぎり)ごとに「戻っては出撃」の繰り返しも俺屍との類似点だ。


この両方とも、そして他の部分でもシステム的にゲームをどう支配するかよく練りこまれている。さらには、それをゲームの世界観としてうまくマッチングさせ無理なく成立している。この辺は、桝田氏の18番だろうから、改めて記載することでもないけども。



とにかく、このゲーム買いである。好みの問題もあるし、絵でだめな人はだめだろうけどゲーム好き、やりこみ好きな人にはおすすめできる。

体験版もストーリーを追うだけで8時間、やりこめば20時間はプレイできるらしい。さらにふとっぱらなことに、体験版のデータを本編に引き継げるのだ!!すでに、中毒ぎみにやりまくっております。



思ったけど、桝田さんネトゲのゲームデザイン向いてるのではなかろうか?桝田さんのゲームは、普通の売り切り型のゲームより参加費とってずっと続けていけるようなネトゲに向いてると思う。だって、リンダだって俺屍だって今でも十分遊べると思うし。ネクストキングは未プレイだけど、後輩は最近えらいはまってたし。絵のきれいさとか、CGとか先端技術が売り物でない作品はいつになっても色あせないんだよ。
あ、でもネトゲだと「高山みなみ」の使いどころがないからだめか?(w