耕友会 コンサート 「松下耕個展」

id:takapbrianが所属の合唱団「海」も出演するので、お誘いがあり行ってきた。一応感想とか望んでいそうな気もするので、ちょろっと書いておく。

この演奏会、OPの合同にはじまり10の合唱団のステージ、男声、女声、混声の各合同ステージ、そしてクロージングまで含めると5時間にも及ぶ演奏会でした。さすがに疲れた。


では感想、と。(超個人的視点なので注意されたし)
まずOPがすばらしく良かった。びびった。出だしの緊張感がすさまじくいきなり鳥肌たちまくり。とにかくいきなり引き込まれました。この調子で最期までいったら体力もたないっすって感じでした(実際のところは後述)。とにかくよかた。
1部は各団の演奏。気になったとこだけ書きます。
最初は「ANGELICA」。国立音大の合唱団。まぁ、順当にうまい。指揮者が女性でしたが松下先生まんまでうけてしまった。
2団目が「海」。ちょっとくわしく書きましょか。はっきりいってめちゃうまかったと思う、2曲目が。先日の合唱コンは客席で聴けなかったのでまともに聴いたのは初か。1曲目も、ド頭と最後はかなり来たね。こんな演奏だったのですね、いいよまじで。途中がやはりなにか物足りなかったが最後がよかったのでよし。ほんで2曲目はすんばらしくよかった。鳥肌ばしばしたちましたがな。指揮者との息もあってたし、音が「キラキラキラ.。.:*・゜・*:.。.ミ ☆星」てかんじ。あれ?この表現だと曲にあってないな。とにかく細部にわたる心使いなど、本当にいい演奏だった。



ほめすぎかしら?
あとの感想は割愛。というのもですね、他の団も個性を出していたし合同もよかったのですが演奏としてドキドキしたのはここまででした。あとは、うまかったけど予想内だったのと、緊張感の問題かな。それは客席も含めてです。「海」のあたりまでは客席にもなんとなしに演奏者と対峙する緊張感があったのですが、その後は団がどんどん入れ替わるので、こちら側の緊張感もだんだんと緩んできまして。それから「海」は先日コンクールに望み、関東も控えているからかとも思いますが、コンクルの演奏的な緊張感があった。その後の団は、演奏会的演奏という感じがした。いい言い方をすれば、見てるほうとしてはリラックスして楽しむことができ、この長い演奏会においてはそのおかげで最後まで異常な緊張感にしばられることはなくよかったかもしれない。ただ、ちょいと「来る」ものが少なく残念だったのも事実。
それから「松下耕 個展」であるから曲はずべて松下氏の曲、そして演奏は松下氏をよく理解している耕友会のみなさん、そりゃいい演奏でしたよ。でも、本音を言えば途中からちょい飽きてしまった。それは思うにやはり曲がある方向性にそろってしまっているのと、加えて作曲者本人が深く関わることによってそれが決定的になっているとこ。例えば、作曲者に寄せる演奏会であっても指揮者がが違えばそこに音楽的駆け引きやらバトルが生まれるのだが、今回は作曲者の意思がダイレクトに伝わることによって、いいんだけどストレートすぎるみたいな感じになってしまったんだと思います。ようは自作自演・・・・、何か間違ってないはずだがすごいひどいこと言ってるみたいに聞こえるなこのセリフは。



ま、そんなとこ。僕の超個人的感想では、はっきり言って今日は「海」が一番よかった。お世辞抜き。




それから言い忘れてました。「Brilliant Harmoney」












猫耳キタ━(゜∀゜)━!






あそこは萌えた。





そうだ、マジで書き忘れてたが「ENSEMBLE PLEIADE」の日本の民謡 第3集はよかった。ソリストがネ申でした。