イノセンス

 やっとこさ二回目だよ。今回みたのは、品川のIMAXシアターってとこで超巨大スクリーン。やっぱりこの映画スクリーンは少しでも大きい方がいいと思う。例の人形の目に映ってるのもはっきりと見えるし。まだ見てない人は1日の\1000をねらって行くのがよいかと。

 今回は色々情報を追加してから行ったから、結構いろいろ汲み取れた。何気に、一回目のバトーのゴーストハックの瞬間(あくまでされたであろう瞬間であるが)が読み取れれてたら、キムの館でのハックもすぐに気がつけるし。
事件の話についてのストーリーは至極単純で、そこかしこで話が単純すぎると言う話を聞く。僕が一回目みたときはそんなに単純には感じなかった、むしろちょい難かしいいかなとも思った。しかし、よくみれば確かに単純。それに関しては押井氏も認めてたけど。個人的見解だが、感想で話が単純と言っている人は「攻殻」の予備知識があまりない人の感想なのではないだろうか。僕自身は、一回目のときは自分の中で人形と人の話と事件の話、それからその他の様々な情報が怒涛のように押し寄せてきて理解が追いついてなかった。それは、映画を見ながら頭をフル稼働して、いろんな情報を引っ張り出したり考えたりしていたからだろう。しかし、もし「攻殻」とくに「GHOST IN THE SHELL」の知識がなかった場合様々なキーワードはスルーして見ることになる。そうすると、映像と音楽そしてストーリー性のある事件の話についての部分に焦点があたりわかりやすく見れるのだと思われる。今回は、ある程度見るポイントや見方をきめて行ったからすごく気持ちよくみれたし、楽しかった。新たな発見もいろいろあったし。

僕は、昔徒然(http://yokohama.cool.ne.jp/zettaimuteki/turedure.html)の二月の初めて見たときに、「エンターテイメント性は低い。一般向けではない。」みたいな事書きました。しかし、やっぱり違う気がしてきた。前述のように、全くこの分野、アニメに興味がない人が見れば単純に楽しめるようにもできている、ってこと。つまり、やっぱり押井色全開であんまり一般的ではない、なんて言ってしまうその人は必ずオタクなんです。だから、全然興味がなかったひとでこの映画を評価しているひとの感想をきいてみたいですね。

まあ、とにかくくだらない作品では決してないです。めでたく宮崎アニメ以外は受け入れない人にも進められる気がしてまいりました。っちゅーことで皆さん見ましょう。ぜひIMAXシアターで見ることをお勧めします。

なんか、前半と後半の文章の文体が違うな・・・(´-ω-`)