東京国際アニメフェア2004!!

 本日から日曜までの四日間、東京ビッグサイト東京国際アニメフェア2004が開催されています。詳しくは公式HP(http://www.taf.metro.tokyo.jp/index.html)をみてね。以下の文章枠内はこのページからの引用です。
今日、明日はビジネスデーなわけで関係者のみになっています。土、日が一般公開で僕はすでにチケット買いました。( ^▽^)

ただですね、今日はシンポジウムがひらかれていて、こちらの方は申し込みさえすれば参加ができたわけです。ということで、僕はコレに事前に申し込んであったわけで、今日はそのためにビッグサイトにむかいました。以下長くなるので、時系列に日記形式にします。

  • 一発目

 今日は三つのシンポジウムに参加することになっていたのですが、一つ目は朝11:00から。こちら

(1)新作アニメ、ここに注目
ここでは、日本のアニメ界の最先端で活躍する制作プロダクションの演出家や技術スタッフの方々を招き、彼らが携わった最新のフルデジタルのアニメ作品の完全版をお見せます。 
そして作品制作にあたっての新しいデジタル処理技術、その技術を駆使した具体的な演出方法などなどを、彼らの説得力のあるトークを交えながら紹介していく予定です。
3月25日(木) 11:00〜12:30 レセプションホールA
(株)プロダクション・アイジー / (株)ゴンゾ・ディジメーション・ホールディング / (株)ナムコ
各社 演出・技術担当者

 なかなか面白いはなしが聞けました。やっぱり最後のProduction I.Gの方の話がイノセンスがらみで興味深かったかな。僕も最近はクリエイター関連の本とかアニメの制作の話しを結構読んでたり、自分もパソコンでイラスト描いたりしてるので、話しの専門的な用語(といってもたいしたものではないが)も結構わかって楽しかった。
イノセンスで一番暗いシーン、荒巻とトグサのシーンなんか40階調しかない」だとか、よくこの作品はDVDだとつぶれてしまうぐらいきめが細かいといっていますが、「お祭りのシーンで動いている物の最小のものは実際映像では1ピクセルあるかな?ぐらい」だとか。「やくざの乱闘シーンは動いているものがすべて別々のセル(レイヤー)でそれぞれの特殊効果のセルを数えると100はいく」とか。とにかくびびりまくりました。
やはり、今度IMAX(http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/imax/theatre.html)での上映を見に行くしかないですな。

  • その後

 とりあえず次が2時なので、時間がある。だめもとで、展示場のほうに行ってみよー、外からみるだけでもいいや。って現地に行ってみると、「シンポジウムにお越しの方は係員にお尋ねください」なにー!!!!
そして、お尋ねしてみると、登録すれば入ってよろしいと!!
キタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
ビジネスデーなのにイパーンの私が入ってしまいました。一時間程度しかありませんでしたが、全体をざっと見ることができました。I.Gのブースには映画、アニメの原画のコピー?があったり、『スチームボーイの仮ミックス版』やら『ガンダムMSVの映像』やらとにかく初公開もの等の映像目白押し!!さすがに時間が少なくて全部を細かくは見れませんでした。
日経キャラクターズのブースで本日創刊の日経キャラクターズをハケーンしたので購入。ヽ(´ー`)ノ
ただ、明日のコンペティションの表彰式のチケットも運良く当たっているので、当然明日も行く。あさっては通常チケットで入れるのでいいか、っちゅー感じで今日は軽くひきあげました。

  • 二発目

続いて、次なるシンポジウム

(2)トレンド対談「文化としてのアニメーション」
「漫画」という独自のバックグラウンドの中で発展してきた日本のアニメーション。ここでは、その国際的にもオリジナリティーを持つ日本のアニメーションを「文化」という視点から今一度見直します。
「対談」を通して、日本社会における日本のアニメーションの「文化性」「社会性」などを分析。現在から未来に向けての日本のアニメーションのあり方、その社会的な役割などを考察していく予定です。
また、細田守監督の六本木ヒルズ5分CMを今回全編初公開いたします。
3月25日(木) 14:00〜15:30 レセプションホールA
森ビル株式会社六本木ヒルズ運営本部タウンマネジメント室 部長辻 伸吾
東映アニメーション 監督 細田守
ナビゲーター:作家・エッセイスト 夏目房之助

これについては、予想していたよりだいぶ六本木ヒルズに偏った内容でしたね。しかし、退屈だったというよりもむしろ六本木ヒルズに住みたくなりました。
あと、BS漫画夜話でおなじみの夏目房之助さんを生で見れてうれしかった。

  • 三発目

さて、本日最後のお話。まあ、コレが本命ですね。聴衆もこれが一番多かったかな。

(3)海外との共同制作
日本のアニメーション界で世界的評価も高いプロデューサー石川光久プロダクション・アイジー社長)のトークを実施。
最新劇場公開アニメ「イノセンス」のメイキング映像などを見ながら、アニメーションという新しい表現領域における日本と海外との共同制作の可能性などを探っていく予定です。
3月25日(木) 16:00〜17:00 レセプションホールA
(株)プロダクション・アイジー 代表取締役 石川 光久
ナビゲーター:日経BP社日経キャラクターズ!編集長 中村均

イノセンスの制作発表のVTRやイノセンスの情景 Animated Clips (ASIN:B0001CSBB2 )の映像を交えて本当に面白い話でした。実は石川さんの話を聞くのはこの間の試写会(こちら)と、二度目だったんですがこの人の話はひとを引き込みますね。そして、組織のトップだけあって持ってるシークレット情報が半端ではない・・(正確には、ように見える)。そして、それをなんとも話したそうにしながら、でもだめなのよみたいな話しをするんです。オイ!!  I.Gは今も様々な企画が進行中だそうです。

本当に楽しい話をありがとうございました。
しか〜〜し、本題はここから。何を考えたか今日の僕はとても積極的でありました。そう、シンポジウム終了後、石川さんのところへ突撃してしまいました!!!!
記者や業界関係の方が列を作って並んでいるけつのほうにまぎれこんで、石川さんと直にお話しをしてしまいました。しかも、何か今日はチャンスがあるかもと名刺を持参、服装もカジュアルではありながらもスーツでしたので、名刺をスッっと差し出し
「私、ただの学生なんですけど・・・うんうんかんぬん・・・べらべらべら・・・それで、アニメに関わる仕事に就ければと思いまして・・・I.Gも制作で受けようかと思ってるんです・・つらつら。」
というと、なんと
「これも何かの縁ですから。ぜひ受けてください。僕が直接採用をみるということはないですが、お待ちしていますよ。ぺらぺらぺら。では名刺をどうぞ。」
と言ってくださり、名刺交換キタ━━(゜∀゜)━━ヨ
キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(  )━(゜  )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!
って感じです。最後に握手までしてもらいました。しかも僕事前に名刺の裏に制作志望って書いときました。いやー、こんなことってあるんですね。今日は自分の行動力をほめたいと思います。まじでうれしかった。本気でアニメ業界はいりて−−−−−。

  • 最後に雑記

石川さんとのやりとりで、他の事がいっきに飛んでしまいましたが、アニメフェア関連で思ったことを一応書いときます。

  • スチームボーイかなりいいでき。やっぱアニメならこういうのつくらなくちゃ!!必見だと思う。ヒロインの小西真奈美なかなかはまってるよ。小西真奈美って結構いろんな声でるし、アニメ声だと思う。・・・のは俺だけか?--------今日の「Pooh!」で最新映像流れるみたいですよ〜〜〜